■機械設計規程

規程の心

多数の人が業務を分担するようになると、方法や基準などの約束ごとが明確になっていないと、業務を行う人ごとに結果が変わってくる。誰がその業務を行っても、同じように正確で効率的かつ効果的に進めることができるように、業務に関する責任権限や業務処理などを文書によって明示し、これを「規程」として制定する。

 

さらに、世の中の動きを合わせて、規定を適切に制定・改廃していくことが重要です。

 

このためには、規定の整備と運用には、次のことを留意する。

  1. 規定には、目的や適用範囲を明確にすること
  2. 業務処理方法を実情に合わせて、必ず実行できるものにすること
  3. 誰もが理解でき、解釈の違いや疑義を生じないものにすること
  4. 規定を順守されるように、創意工夫すること

規程の書式

  1. 識別番号 TM-A-0101:2015
  2. 表題 書式基準
  3. 種類 基本規程
  4. 制定日 2009年5月16日
  5. 改定日 2011年12月13日

規程一覧

規程は、年1回の改定を基本とし、機構設計に必要な技術資料を分類・整理する。

 

種類 略語 英語
機械設計規程 TM Technical Manual
機械製図通則 TMD Technical Manual Drawing
機械設計基本書 TMS Technical Manual Standard
機械設計手順書 TMM Technical Manual Method
機械解析基本書 TMA Analysis
技術報告書 TMR Technical Manual Reports